歯の根の治療
虫歯が進み神経まで行ってしまった、もしくは過去に神経を抜いた所が再度感染してしまった場合に行う治療です。症状としてはどちらも継続的にズキズキと歯が痛みます。
治療は歯の内部、いわゆる神経もしくは感染物を取り除き消毒、再度感染しないよう材料で蓋をしていくことになります。
写真左:針を使い感染物を取り除きます。
写真右:感染物が無くなったことを確認して薬で蓋をします。
歯の根の治療は、歯の状態や感染の状況により治療期間が長くなることがあります。
また、治療を途中で中断したり放置したりすると、再度感染しますので最初からやり直しになります。最悪、抜歯になることも少なくありません。
最後に被せものが入るまでは、きちんと通院することをお勧めします。
<歯根に入れる薬>
植物性の材料:ガッターという木の樹脂を主成分としたもので、歯科の世界で、100年近くも使用されている安定した材料です。最新の材料ばかりでなく、最も信頼できる材料を使うとともに、確立した理論で治療にあたっているのも、当院の治療方針の1つです。