歯科医療とは
歯科医療について、どのように皆さんはお考えでしょうか。多くの方は、
- 虫歯になったから削って詰める
- 歯周病だからクリーニングをする
- 歯が無いから入れ歯を入れる
ただ、それらは口の中が悪くなってからという結果に過ぎません。
私は患者さんご本人のお口の中の健康に対して、「なぜそこが虫歯・歯周病になったのか」「なぜ歯を失ったのか」「なぜ入れ歯が咬めないのか」その根本的な理由を見つけ、改善しなければ本当の健康を維持出来ないと考えています。
そして、それは歯一本を見るのではなく、口の中・顎の動きも含めて一つの部位として治療をしていく事であると思っています。
歯科医師は専門知識と理論を持って治療を行い、その後、快適な口腔維持のために適切なアドバイスを行うことで、皆さまがより健康で、充実した日々を過ごして頂けるようサポートをする。また、どのような状況になっても対応できる安心を与える治療を行う。これが、私の考える歯科医療なのです。
コンセプト
当医院では Gnathrogy (ナソロジー) という考えを基に治療を行っております。これは、人の咬み合わせ(咬合)を基本とし、生物学的・理工学的・臨床的観点より組み上げられた歯科医療の考え方です。
この考え方は1920年代米国西海岸(主にロサンゼルス中心)に生まれ、近代歯科医学における咬合・歯科医療の基盤をなし、長年の臨床を通し実証されています。